日本色彩学会 カラーデザイン研究会の「鮮やかで優しい、日本の白。ナカガワ胡粉工場見学」に参加しました。
胡粉(ごふん)は、日本画の白色、寺社仏閣の塗料や雛人形の白肌などに使われるもの。「色いろいろ」のコラムでも真っ先に取り上げた日本の白色です。
ナカガワ胡粉絵具株式会社さんは、明治30年の創業以来、天然のイタボガキを原料とした上質な胡粉(京胡粉)を作っておられ、今回、普段は見ることができない製造過程を見学する事ができました。
また、日本の伝統的顔料、岩絵具の製造もされており大変興味深い色の数々も拝見しましたが、残念ながらこちらは写真撮影NGでした。
瀬戸内海産のイタボガキ。もう取れないらしいです。
製造過程 石臼挽き
最終段階の濾過