昨日は、恵比寿にあるギャラリーさぼんへ、小山田元子さんの個展へ伺った。
元子さんは、若いとき以来離れていた絵を描くという行為を、なんと還暦を過ぎてから再開して、今や、国内外で高い評価を得ているアーティストさんだ。縁あって仲良くさせてもらっています。
私もアラ還から新たな生き方を選択したひとり。
京都にUターンして、日本の和の色に特化したコラムや講演、作品作りをしている身としては、人生の先輩としてその生き様を参考にさせてもらっているわけです。
しかし、アートを発表し続けるというのは、精神的な事はもちろん、物理的にも大変なこと。
書きためておく作品の物量、それに伴う材料費、保管スペースの確保、展示の定期開催手配とその移動にかかる保険など。様々に時間とお金のかかることも多いと感じます。いろんな要素が絡み合って、新作を描く資金のないアーティストなどゴマンといますよね。まあ、そういう方の大半は自称アーティストさんのようですが、、、。
元子さんは、間違いない「本物」。
素敵な色使いと世界観。いつか一緒に何かしてみたいと思ってます。