6/4(日)に、東京で開催された日本色彩学会 第48回全国大会へ参加しました。
朝一の新幹線に飛び乗り、久しぶりの日帰り弾丸出張!

日本色彩学会に参加するのは実はまだ三回め。
なぜ今まで参加しなかったというと、私のようなデザイン&プランニング畑の色彩関係者としては、どうも学術的な部分に偏りすぎている事に違和感を覚えるからです。

例えば今回も「歴史的街並みにおいて許容される屋外広告の形と配色」について、20代と50代の年代別の「調和」「誘目性」「視認性」の簡単な調査結果の発表があったのですが、10種ほどの形、20種ほどの配色例の中で、結果として高得点を得た色とデザインとは、、、
ーーーデザイナーであれば100人中ほとんどの人が「無難でまあまあ良い」というであろう色とデザイン。しかもマーケッターのセンスがあれば100%「これだよね〜」と選ぶものーーーつまり、デザイン&プランニング畑としては「学者さんが、何もソコを時間をかけて掘り下げなくても、、、」と思ったりするのです。

もちろん色彩とは、光、目の機能、脳という科学的な要素に深く関わる学問なので、正確なデータを取って論文化する事はとても重要です。だから、学術系の人とデザイン系の人が一緒になって出来ないのかな〜。料理でいうならば「料理の材料選び、味付けや盛付け」はそれが分かる人に、「栄養成分」に関しては研究者に、という風に分担&協力するべきなのではないかと思っています。

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