先週は名作を見に白沙村荘、橋本関雪美術館へ。

千葉県のDIC川村記念美術館にて永く収蔵されていた橋本関雪の代表作3点が白沙村荘に還ってきました。「琵琶行」「木蘭」「秋桜老猿」、明治、大正、昭和の素晴らしい代表作。橋本関雪のひ孫さんに当たる副館長自らのご説明で、絵を鑑賞するポイント10倍増でした。

琵琶を弾く女性の人生に思いを馳せながら見たい「琵琶行」
穏やかで女性らしい一瞬の表情に、それまでの荒々しい人生との苦悩を思う「木蘭」
妻に先立たれた橋本関雪自身を投影しているという老猿のこの表情「秋桜老猿」
絵の技巧も色使いも本当に素晴らしい。そして題材の背景にある物語を知れば、一層に奥深いのです。

今回の展示が終わったら「当分出さない」とのことなので、絶対見に行ってください。私も、もう一回行きます。

http://www.hakusasonso.jp/exhibition/detail/post-31.html


 

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